Wed, March 24, 2004

君だけじゃないんだ

就職難で?学生の自殺増加、大学側が予防に本腰@読売OnLine

就職氷河期と言われて、もう何年経つんだろう。
バブルがはじけたのは、丁度あたしが大学4年になったときだった。これから就職活動しようという矢先に、「本年度は求人いたしません」という会社ばかりになった。

あたし自身、就職浪人を経験した。まあ、業種を音楽業界に絞り込んでいたなんていう無謀なことをしたせいなのは否めないが、1個上の先輩方はそんな狭き門でも易々と通り抜けていってたのだ。

『もう断られたの20社以上だよ』とかいう話しは全く珍しくなかった。
1社断られていくごとに、友達がどんどん疲弊していくことがわかった。
そんな状態を見ていられなくて、卒業制作のテーマを挫折の中に光を見つけるようなものにした。

先日も、ネットゲーで知り合った学生さんが、落ち込みまくっていた。
その子もある種の「狭き門」を目指している子で、『夢さえ諦めれば・・・』というようなことを言っていた。
気持ちはとってもわかった、痛いほどわかった。

1社断られるごとにまるで自分の全人格を否定されたような気持ちになる。
同級生たちからは『○○から内定もらったよ』等という声が聞こえてくる。
自分だけがダメなんじゃないか、自分は社会不適合者なんじゃないか。

いや、違う。君はたまたまその会社と相性がよくなかっただけだ。君はたまたまその会社と縁が無かっただけだ。君はたまたまその会社の一員となるチャンスに巡りあわなかっただけだ。

これだけは忘れないで欲しい、決してこの世の中で君が不必要な人間というわけじゃないということを。

「面接する側」にも居た事がある自分は、新人雇用っていうものは案外いい加減なものだということを知っている。社会常識を備えた人間であれば、ぶっちゃけ「誰だっていい」状態だ。
面接の時に、たまたま話がはずんだ。面接官との相性がよかった。ほんとそれだけのことだ。

だから、たったそれだけのことなのに「死ぬ」なんて考えないで欲しい。
たとえ目的とする会社に入れなかったとしても、君を必要だと思ってる人は世の中に絶対居るのだから。

回り道したっていいじゃない、無駄な時間を過ごしたっていいじゃない。
今は「無駄な時間」や「回り道」だと感じても、きっといつかそれが必要な時間だった、必要な工程だったと気づくから。

全く知らない赤の他人の面接官に「君はダメだ」といわれて、人格否定された気になったら、是非自分の身近な人と会話して欲しい。友達でもいい、恋人でもいい、両親でもいい。
「ホントに自分はダメな人間だと思う?貴方にとって、必要の無い人間?」
きっと誰も「お前なんか要らない」とは言わないだろうから。

みんながんばれ!今日という日のことをきっと笑って話せる日が来るはずだから。

Posted by Aya at 04:58 PM
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